美濃の瓦の技術を受け継ぐ最後の匠ここに在り

瓦へのこだわり


【美濃耐寒いぶし瓦の特徴】

コンセプトイメージ

 美濃耐寒いぶし瓦は、高熱で長時間焼成するため、高品質で四季折々の気候変化に強いのが特徴。美濃地方の水田の下に何万年も眠り続けた耐火度の高い良質の粘土を精選して使用しているからこそ作ることができます。耐寒性にも大変優れているので、北は青森県から南は九州に至るまで幅広く全国の社寺仏閣・城などにご使用いただいております。


【美濃耐寒いぶし瓦ができるまで】

 一塊の粘土から美しい「いぶし瓦」ができるまでの工程で、まず初めにすることは原料となる土を厳選することです。粘土を掘ってから約2年間山積みにし、風雨にさらし自然分解させ、原料となる土を多種類混合することによって、質の良い粘土を作り出します。この粘土を混練機にかけ、次にロールクラッシャーにかけて配合し、水分調整を行ったうえシートなどを覆って水分の均一を図ります。そして再度混練機にかけ、それを真空土練機にかけ荒地を出し高圧成形プレス機により成形。1~2日後に手磨きして仕上げ、窯の熱を利用し1週間乾燥させます。その後、乾燥した素地を窯入れします。序々に温度を上げながら36時間かけて焙り、1,180℃のガス高熱焼成でじっくり焼きしめます。このガス焼成窯はこれまでの土窯と異なり、温度のムラはなく、焼きしまりが完全で、キメ細かく強度に優れた瓦を焼くことができます。
 火をとめて2日間、300℃くらいのところで窯出しをします。焼き上がった瓦は、厳しい検査・選別を経て出荷されます。
 古来よりの職人の精魂込めた手造りの伝統を近代化された工程の中に生かし、日本人の心の安らぎを見いだす美濃耐寒いぶし瓦を皆様の元へお届けいたします。

製作工程